「タイタニック」で主人公ジャックを好演したレオナルド・ディカプリオ。
この役には他にも候補者がたくさんいたそうです。
この記事では、以下の内容をまとめていきます。
- タイタニックのジャック役候補9人まとめ！
- ディカプリオが選ばれた理由は？
筆者たくさんの候補者の中からディカプリオが選ばれた理由、気になりますね！
タイタニックのジャック役候補9人まとめ
タイタニックと言えばディカプリオのイメージが定着していますが、
実は彼に決まるまでには様々な俳優の名前があがっていたようです。
1人目：リヴァー・フェニックス
生年月日：1970年8月23日
没年月日：1993年10月31日（23歳没）
出生地：アメリカ合衆国オレゴン州マドラス
代表作：
「スタンド・バイ・ミー」（1986年）
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」（1989年）
ジェームス・キャメロン監督は、オーディションでディカプリオの演技を一目見て、彼に惚れ込んだと言われています。
しかし監督が本作のプランを立てる段階でイメージしていたジャック役は、リヴァーだったことは有名な話です。
ところがリヴァーは1993年に薬物過剰摂取のため帰らぬ人に。
そこからジャック役探しが始まったそうです。
筆者リヴァーが元気だったらディカプリオがジャックを演じることはなかったのですね…。
実はディカプリオにとってリヴァーは憧れの人だったのだとか。
他の同世代と同じようにリヴァーフェニックスを崇拝して育った
と語っていました。
筆者ジャックの第一候補がリヴァーだったことを知っていたとしたら、
複雑な気持ちでオファーを受けたのでしょうね。
2人目：マシュー・マコノヒー
生年月日：1969年11月4日
年齢：54歳（2024年7月現在）
出生地：アメリカ合衆国テキサス州ウバルデ
代表作：
「評決のとき」（1996年）
「コンタクト（1997年）
「10日間で男を上手にフル方法』（2003年）
「ダラス・バイヤーズクラブ」（2013年）
「インターステラ―」（2014年）
ラブコメからシリアス系まで様々な役を演じ分ける、マルチプレイヤー俳優のマシュー。
最近はプロデューサーとしても活躍しています。
そんな彼もジャック役候補だったことで知られています。
筆者最近はクセのある役が多いですが、当時はアイドル路線のナイスガイでしたね。
マシューはスタッフ一押し候補だったのですが、肝心のキャメロン監督にハマらなかったと言われています。
ちなみに彼はジャック役がNGになった後、キャル役（ローズの嫌味な婚約者）でオファーを受けたそうです。
しかしこれはマシュー側が断ったと言われています。
筆者当時の爽やかマシュー嫌だったでしょうね、キャロ役は。
でも最近のマシューなら絶対キャル役のほうを選んでいたはず！
マシューのキャル役、見たかった…
3人目：ジョニー・デップ
生年月日：1963年6月9日
年齢：61歳（2023年7月現在）
出生地：アメリカ合衆国ケンタッキー州オーエンズボロ
代表作：
「シザーハンズ」（1990年）
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ
「チャーリーとチもョコレート工場」（2005年）
「パイレーツ・オブ・カリビアン」で世界的に大ブレイクしたジョニーも候補者の一人だったようです。
ところがオファーを受けたジョニーは「脚本に興味が持てなかった」という理由でお断り。
筆者当時のジョニーはインディーズ映画俳優でしたからね！
娯楽大作には興味がなかったのでしょう。
ちなみにこの頃のジョニーは、こんな作品（「ラスベガスをやっつけろ」）に出てましたよ。
ジャックと違いすぎるー！
4人目：クリスチャン・ベール
生年月日：1974年1月30日
年齢：50歳（2024年7月）
出生地：ウェールズ・ペンブルックシャー
代表作：
「アメリカン・サイコ」（1991年）
「バットマン ビギンズ」（2005年）
「アメリカン・ハッスル」（2013年）
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」（2015年）
演技派俳優としての地位を確立しているクリスチャン。
筆者役によってガラリと雰囲気を変えることができるカメレオン俳優です。
彼もジャック役の候補者に含まれていたと言われています。
ディカプリオと同じ頃から徐々にブレイクしていた彼は、
- 「ボーイズ・ライフ」（1990年）
- 「ギルバート・グレイプ」（1993年）
この2作品でもディカプリオと共に候補者だったそうです。
しかし2作品ともディカプリオが勝ち取っています。
筆者そしてさらに「タイタニック」まで…。
ディカプリオさえいなければ！と思っていたかもしれませんね。
さらに「アメリカン・サイコ」（2000年）でもディカプリオとクリスチャンが候補にあがったと言われています。
ところがこの作品はディカプリオが断ったため、クリスチャンが主役を演じることに！
彼はこの作品で、見事大ブレイクしました。
5人目：イーサン・ホーク
生年月日：1970年11月6日
年齢：53歳（2024年7月時点）
出生地：アメリカ合衆国テキサス州オースティン
代表作：
「恋人までの距離」（1995年）
「ガタカ」（1997年）
「トレーニング デイ」（2001年）
イーサンは2010年に、当時ジャック役をオファーされたことを自ら明かしています。
しかも未練タラタラに語ったのだとか。
「あの役に選ばれなくて良かった」と自分に言い聞かせていたよ。
でも、もしあの役を演じていたら、なんでも叶う人生になっていたと常に考えているよ。
などなど。
大ブレイクしたディカプリオを見てかなりモヤモヤしていたそうです。
彼は90年代はアイドル的な俳優として人気を集めるも、その後パッとしませんでした。
筆者「ジャック役を演じていたら…」とずーっと後悔していたのかもしれませんね。
しかし、当たり役にめぐまれないながらもコンスタントに映画出演を続けてきたイーサン。
最近は渋い演技に磨きがかかっています。
筆者くたびれた夫役の「終わらない週末」（2023年）は、個人的にすごく良かったです！
6人目：ブラッド・ピット
生年月日：1963年12月18日
年齢：60歳（2024年7月現在）
出生地：アメリカ合衆国オクラホマ州シャウニー
代表作：
「リバー・ランズ・スルー・イット」（1992年）
「セブン」（1995年）
「ファイト・クラブ」（1999年）
「マネーボール」（2011年）
ハリウッドの2大スターとなったディカプリオとブラピ。
先にブレイクしたのはブラピのほうでした。
筆者「セブン」の大ヒットによってセックスシンボルとして一世を風靡しましたね。
そんな乗りに乗っていた頃に、彼もジャック役をオファーされたと言われています。
筆者おそらく「タイタニック」以外にも、大量のオファーを受けていたのでしょうね。
7人目：マコーレー・カルキン
生年月日：1980年8月26日
年齢：43歳（2024年7月）
出生地：アメリカ合衆国ニューヨーク州
代表作：
「ホーム・アローン」（1990年）
「マイ・ガール」（1991年）
「ホーム・アローン2」（1992年）
「ホーム・アローン」で知られる名子役のマコーレー。
「世界一有名な子役」としてギネス登録されたこともあります。
そんな彼もジャック役のオファーを受けていたそう。
筆者公開時でも17歳なので、オファーを受けたのは15歳くらいでしょうか。
しかしこの頃の彼は、
- 両親の離婚
- マコーレーのお金をめぐって両親が裁判を起こす
というゴタゴタにより、「もう俳優を辞めたい…」と思っていたといいます。
ジャック役も「普通の生活がしたい」という理由でオファーを断ったそうです。
筆者10代にしてアルコール依存症などトラブル続出だったカルキン君。
頑張ってジャック役を受けていたら、人生変わっていたかもしれませんね。
8人目：クリス・オドネル
生年月日：1970年6月26日
年齢：54歳（2024年7月現在）
出生地：アメリカ合衆国イリノイ州ウィトネカ
代表作：
「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」（1992年）
「バットマン」シリーズ
「NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班」（2009年～）
「NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班」のカレン役で知られるクリスも候補者リストに入っていたそう。
筆者最近はテレビドラマ俳優、そしてワイルド系のイメージの彼ですが、
90年代はイケメン俳優でイケイケでした！
ディカプリオと顔の系統が似ているので、監督のジャック象に近かったとも言われていますが、
最終的に選ばれたのはディカプリオだったのですね。
9人目：トム・クルーズ
生年月日：1962年7月3日
年齢：61歳（2024年4月現在）
出生地：アメリカ合衆国ニューヨーク州シラキュース
代表作：
「トップガン」シリーズ
「ミッション:インポッシブル」シリーズ
60代になっても第一線で活躍中のトム。
彼もジャック役のオファーを受けたと噂されています。
当時のトムは他とは別格の大人気スターだったので、無数のオファーを受けていたと言われています。
筆者「とりあえずダメもとでトムにオファーを出しておこう！」という感じだったのでしょうかね。
ディカプリオが選ばれた理由は？
ジャック役の候補者たちを見ると、誰が選ばれてもおかしくないようなスターぞろいです。
その中で、当時若手俳優だったディカプリオが選ばれた理由は何だったのでしょうか。
キャメロン監督が惚れ込んだから
オファーを受け、キャメロン監督の事務所を訪れたディカプリオ。
しかしセリフを読む一般的なオーディションを受けることを知ると、それを拒否。
筆者オーディション無しで役をもらえると思っていたのでしょうね。
そんな生意気な態度に対して監督は、「それなら帰っていいよ」と一言。
さすがに慌てたディカプリオは不満そうにセリフを読み始めたのだとか。
そこで奇跡が起きました。
「アクション」の声がかかると、彼は見事にジャックに切り替わったといいます。
それを見た監督は「彼だ、間違いない！」と絶賛。
筆者ジャックが誕生した瞬間ですね！
ケイト・ウィンスレットと相性が良かったから
ジャック役より前にローズ役（ケイト・ウィンスレット）が決まっていたため、ディカプリオのオーディションにはケイトも参加していたそうです。
ケイトは、ディカプリオのセリフ読みの相手をしました。
すると二人は相性抜群。
監督は「この二人ならスクリーン映えする」と確信したといいます。
ケイト自身が「彼しかいない！」と猛プッシュしたことも、監督の決定を後押ししたそうです。
監督みずからディカプリオを説得した
監督にもケイトにも認められたディカプリオ。
ところが彼自身はジャックを演じることに迷いがあったといいます。
当時の彼は難役を演じることができる作品を探していたのです。
・知的障がい者役の「ギルバート・グレイプ」
・麻薬依存の少年役の「バスケットボール・ダイアリーズ」
・同性愛者役の「太陽と月に背いて」
このような難役で高い評価を得ていた彼は、好青年役のジャックに物足りなさを感じていたのだとか。
そこで監督は、
ジャックはローズを成長させる難しい役どころだ
と説得。
- ケイト・ウィンスレット
- 「ロミオ＋ジュリエット」で共演した先輩俳優のポール・ラッド
彼らの後押しもあり、最終的にジャック役を演じることを決意したそうです。
まとめ
今回は「タイタニック」ジャック役の候補について、さらにディカプリオが選ばれた理由を調べてみました。
豪華俳優陣がジャック役候補だったこと、その中で監督とケイトを魅了したディカプリオが見事役を勝ち取ったことがわかりました。