THISMANの真相は社会実験だった?実在していた実話はどこまで?

THISMANの真相は社会実験だった?実在していた実話はどこまで?

都市伝説THISMANをもとにした映画が

2024年夏に公開が決まり、THISMANが注目されています。

多くの人々の夢に現れたという謎の男THISMAN。

その真相は社会実験でした。

しかし、

どれデマで
どれが実在してるの?

実話はどこまで?

など疑問に思う方もいるでしょう。

この記事では、

  • THISMANの真相は社会実験だった?
  • 実在していた実話はどこまで?

について調べていきたいと思います。

目次

THISMANの真相は社会実験だった?

さまざまな噂が飛び交うTHIS MANの真相。

実はその正体は「マーケティングとしての実験」が正体だったのです。

人間の脳に焼きつく過程を踏まえ、どこまで広がるかの社会実験に驚きの事実があったのです。

マーケティング計略だった

世界中で2,000人以上もの人々の夢に何度も姿を現わしながらも、

現実世界で目撃した人は誰もいない謎の人物THISMAN。

そのTHISMANの顔の絵は、

EVER DREAM THIS MAN
(この人を夢で見たことはありませんか?

というサイトで紹介され拡散。

都市伝説となり人々を恐怖に陥れました。

ところが、

実はTHISMANは社会実験だったことが後に判明します。

イタリアのマーケティングの専門家

アンドレア・ナテッラがマーケティングの計略として、

THISMANの話を作り出しその顔をCGで作ったのです。

しかしこの事実が明らかになっても、

2,000人の人が
THISMANを見たのは
本当なんだよね?

ネットの声

どこからどこまでが
社会実験だったの?

など疑問がありますよね。

次の章ではTHISMANの実話はどこまでなのかその経緯をご説明したいと思います。

THISMANが実在していた実話はどこまで?

では、どこまでが人間の戦略でどこからがホラーとして存在するTHIS MANなのでしょうか。

次の章からは、作り話や人の意図はどこまで隠されていたかを追っていきます。

THISMANの初めのエピソードは作り話

イタリアのマーケティングの専門家

アンドレア・ナテッラは、

デマがいかに世間に広まるか

を調べるために、

THISMANの話をでっち上げたそう。

その内容はこちらです。

2006年1月。

NYのある精神病院に、

いつも同じ男の夢を見る

という女性患者がやってきました。

そこで担当の精神科医は

彼女の話をもとに、

その男(THISMAN)の

似顔絵を作成します。

さらにその後、

彼女と同じように

いつも同じ男の夢を見る

という男性患者がやってきます。

精神科医は彼に、

THISMANの絵を見せると

僕が見たのもこの男だ

と言ったのです。

不思議に思った精神科医は、

同僚にTHISMANの絵を共有。

すると同僚の患者たちも

夢でTHISMANを見た

と訴えたのです。

患者たちはみな、

THISMANに現実に会ったことない

ということが共通していました。

不審に思った精神科医は、

THIS MANのサイトを立ち上げ

EVER DREAM THIS MAN?
この人を夢で見たことはありませんか?

というメッセージと

THISMANの絵を

ネット上で公開したのです。

ここまでが、

イタリアのマーケティングの専門家

アンドレアの作り話。

THISMANのサイトを立ち上げたのは

精神科医ではなくアンドレア。

そのサイトに、

THISMANの精神科医との作り話と

THISMANの絵を公開したのです。

筆者

精神科医も患者も
そもそも存在していない
ということですね

そしてデマがどのように世間に広まるか

社会実験がスタートしたのです。

THISMANを見た人が続出したのは実話

THIS MANの絵が公開されるとすぐに、

THIS MANを夢で見た

という声が、

世界中から寄せられたといいます。

その数なんと2,000件以上。

THISMANの夢は人によって様々。

  • 一緒に話した
  • 一緒に食事した
  • 遠くから見ただけ

という日常的なものから、

  • 道案内をしてくれた
  • 恋に落ちた

などというものまで。

  • 追いかけられた

など怖い夢もありました。

しかし共通しているのは、

  • 夢の中でもはっきり顔がわかる
  • 声はわからない
  • 現実世界に現れることはない

ということでした。

ゲリラマーケティングが発覚

THISMANの恐怖が世界に広まる中、

あまりにも多くの人が

THISMANを夢で見ていることに

疑問を抱く人々が出てきます。

彼らが

サイトのIPアドレスを調べたところ

イタリアの会社と、

イタリアのマーケティングの専門家

アンドレア・ナテッラ

行き着いたといいます

アンドレアは

ゲリラマーケティング

だったことを認めました。

ゲリラマーケティングとは、
低コスト・型破りな手段で
大きな注目を集める広告戦略のこと。

広告の仕事をしていたアンドレアは、

バイラルマーケティングの一環として、

THISMANのサイトを作ったというのです。

バイラルマーケティングとは
口コミを利用して
不特定多数の人に拡散させる
マーケティング方法。

THISMANと精神科医の話を作り、

自分の顔をイラスト化し

THISMAN顔を作った

ことが明らかになりました。

でもどうして
2,000人もの人が
夢でTHISMANを見た
と訴えたの?

世界中から

「自分もTHISMANを見た」

という報告がきた理由は、

噂に影響を受けた人々が
THISMANの夢を見た

もしくは、

THISMANを
夢で見たと思い込んだ

のではないか

と言われています。

結局宣伝は実在したの?

THISMANは、

アンドレアが仕組んだ

マーケティングの1つだったことが

明らかになりました。

アンドレア自身、

これほどのスピードで

THISMANの情報が拡散するとは

思わなかったそうです。

筆者

結果的に
すごい宣伝効果!

でも結局なんの
宣伝だったの?

アンドレアが宣伝したかったのは

ある映画だと言われています。

しかしその映画は特定されていません。

アンドレアの本当の思惑は何だったのか

今も謎のままのようです。

THISMANの真実は別にある?

世界中を巻き込んだ

都市伝説THISMANは

マーケティング専門家の

アンドレアが仕掛けた社会実験だった

というオチでした。

しかし、

都市伝説などを信じる一部の人々から

ネットの声

アンドレアの証言はフェイクで、
真実は別にあるのではないか?

という声が上がったそうです。

それが、

THISMANは
人々の夢を操作する研究の産物

という説です。

人の夢を操れるようになれば、
夢の中に入って
何かをすり込んだり
恐怖を与えることも可能になる

ということを研究している

国や組織があるのではないか

という突飛な意見が

一部で上がっていたそうです。

まるで

クリストファー・ノーラン監督の

「インセプション」のような

SF映画のような話ですね。

筆者

「インセプション」は、
主人公が他人の夢に侵入し、
そこからアイディアを盗む
というストーリーです。

SF映画の世界が現実になる

そんな時代がくるのかもしれませんね…

まとめ

今回は

THISMANの真相について

社会実験だったのか

実在していた実話はどこまでか

についてリサーチしました。

【THISMANの真相は社会実験だった?】
➡マーケティング専門家が実施した
ゲリラマーケティングだった

【実在していた実話はどこまで】
➡THISMANは作り話。
でもそれに影響されて
THISUMANを夢で見た
と信じた人がいたことは事実

ということがわかりました。

人はいかに周りの影響を受けているか

ということがわかる興味深い話でした。

目次