サンタさんの正体を子どもにいつ明かすか決めていますか?サンタさんの正体は、誰もがいつかは気づくことではあるものの「いつ明かすべきか」「子どもはどのようにして気づき始めるのか」と気になっている親御さんもいることでしょう。
いつまでもサンタさんを信じていてほしいと思う反面、いつかは現実と向き合わなければならないという狭間で、親御さんも葛藤していると思います。
この記事では、サンタさんの正体をいつ明かすか、また明かし方についても解説していきます。
サンタさんの正体いつ明かす?
サンタさんの正体を明かすタイミングは、ご家庭によって違うでしょう。
イギリスの調査では、6歳までに約30%の子どもがサンタさんの正体に気付くということが分かっています。
【参考サイト:All About】
子どもに嘘を教えることに抵抗を感じ、サンタさんの正体を最初から明かす(最初から親がプレゼントを渡す)家庭もあれば、サンタさんを信じている期間が長いほど幸せに満たされていると信じ、子ども自身が気づくまで明かさない家庭もあります。
サンタさんは親なのかと聞かれたら?
サンタさんの正体について「親なのか」と子どもに聞かれたら、子どもにどうしてそう思うのか聞いてみることが推奨されています。
最終的には、以下3種類の回答が考えられるでしょう。
- そうだよ。サンタさんはパパとママだったんだよ。
- 違うよ。サンタさんは本当にいるんだよ。
- サンタさんは、信じている子どものところにだけ来るよ。信じなくなった子どもには、パパとママにプレゼント係をバトンタッチするよ。
上記の回答のうち、どれがベストかはご家庭の方針や子どもの年齢、また性格によって違ってくるでしょう。
子どもはサンタさんの正体にどのように気づく?
子どもたちがサンタさんの正体を疑わない頃、誰もがこのように思っているのではないでしょうか。
- サンタさんは北欧に住んでいて、クリスマスイブの夜に世界中の子どもたちにプレゼントを配って回る
- サンタさんは1人だがエルフというお手伝いがたくさんいて、子どもたちの希望するプレゼントを工場で作っている
- サンタさんはトナカイの引くソリに乗って世界中を回る
しかし、子どもの年齢が上がるにつれて、違和感を持つようになります。
たった1人のサンタさんが、一晩で世界中の子どもたちの家を回ることができるのか。
そもそもトナカイは飛べないのに、ソリを引いて空を飛ぶことができるのか。
サンタさんの正体に関し矛盾を感じ始めることで、子どもたちはサンタさんの正体が両親なのではないかと気づき始めるようです。
子どもがサンタさんの正体に気づく年齢は?
ベネッセが行った「子どもがサンタさんを信じているか」というアンケートによると、小学校5年生の子どもを持つ家庭から、割合が半々になってきていることが分かりました。「信じている」が58.9%と全体の半分になり「信じていない・わからない」が41.1%となりました。小学校6年生になると「信じている」は42.6%まで下がり、少しずつサンタさんの正体に気付き始める子が増えていくようですね。
まとめ
サンタさんの正体をいつ明かすか、またサンタさんの正体が親なのか聞かれたらどうするべきか、ベストな対応について解説しました。サンタさんの正体について子どもに説明する際には、さまざまな方法があります。子どもの性格に合わせて明かし方を変えてみてはいかがでしょうか。
いつまでも、クリスマスは夢のある幸せなイベントであってほしいですよね。サンタさんの正体が明かされても、それに代わって実感できる親の愛情を受け、子どもは幸せに、健やかに育ってくれることでしょう。