小学校のPTA役員で楽なのはどの係?母子家庭や妊婦・転勤族でもできるものを調査!

小学校のPTA役員で楽なのはどの係?母子家庭や妊婦・転勤族でもできるものを調査!

小学校入学と同時に頭を悩ませるPTA役員問題。

楽なのはどの係?

母子家庭や妊婦・転勤族でもできるものは?

など情報をお探しの方は多いでしょう。

そこでこの記事では、

  • 小学校のPTA役員で楽なのはどの係?
  • 母子家庭や妊婦・転勤族でもできるものは?

について調査したいと思います。

ただし学校によって違いはありますので、

1つの例として参考にしてくださいね。

筆者

筆者の経験も含めて
お話させていただきます

目次

小学校のPTA役員で楽なのはどの係?

そもそもPTAの役員は何があるの?

PTAとは、学校ごとに保護者と教職員によって組織された社会教育関係団体です。

任意団体なので入会は必須ではありません。

筆者

しかし基本的に全員入る
雰囲気の学校が多いようです。

そしてPTAに加入すると

「子ども1人につき1役」などのルールのもと、

役員を務めなければならなくなります。

まずはどんな役員があるのか見ておきましょう。

一般的な学校の場合、

このような役に分かれているようです。

【PTA本部】
・PTA本部役員

【学年部】
・学年委員

【専門部】
・広報委員
・保健・体育委員
・地区委員
・整備委員・美化委員
・ベルマーク委員

まず全体を取りまとめる【PTA本部】があり、

その下に学年をまとめる【学年部】、

様々な仕事をする【専門部】があるという形ですね。

それではこの中でどの役員が楽なのか、

考えていきたいと思います。

一般的に楽だと言われているものから順番にご紹介していきましょう。

ベルマーク委員

https://twitter.com/april_oh_fu/status/1668868989567762432?s=20

もっとも楽な役員と言われているのがベルマーク委員です。

ベルマーク委員の仕事は、

各家庭から集まったベルマークを集計し、
学校の備品などを購入することです。

大量のベルマークを切ったり貼ったりして集計する

という作業がメインになります。

  • 月に1回集まって作業をする
  • 年に数回集まって作業をする
  • 自宅に持ち帰って作業をする

このように作業のスタイルは様々ですが、

いずれにしても難しい作業ではないので負担は少ないようです。

・コツコツ作業するだけなので楽
・作業しながらおしゃべりできて楽しい
・室内作業なので下の子が小さくても楽
・大勢で一気にやると意外と早く作業が終わるので楽
・年に数回だけの集まりなので楽
・集まりは意見交換などの「会議」ではなく「作業」なので揉めることが少ない

このように「楽だった」という意見が多く、

非常に人気のある役員であることがわかりました。

筆者

決め事が少ないので
揉めることが少ないです。

ただしベルマーク委員は人気が高いため、

抽選になるケースも多いようですね。

学年委員

ベルマーク委員の次に楽な役員という意見が多いのが学年委員です。

学年委員の仕事は、

クラスや学年の保護者のリーダーとして
学年単位の行事や保護者懇親会の開催・サポートなどです。

  • 学年学校行事の企画・開催
  • 保護者懇親会の企画・開催
  • 学校バザーの出店
  • クラスのトラブル対応

などが主な仕事になります。

定期的に集まるのではなく、

行事や準備などの仕事がある時に集まる

というスタイルが多いようです。

・集まりが少ないから楽
・その学年の保護者との繋がりだけなので楽
・学校の情報が入手できて先生とも仲良くなれる
・その学年のお母さんたちと繋がりができる
・子どもの友達のお母さんと親しくなれる

このようにポジティブな意見が多く見られました。

学年委員は比較的学校に集まる機会が少ない傾向にあります。

また、専門部は1~6年生のお母さんたちと関わりますが、

学年部はその学年だけ。

何となく知っているお母さんが多いので楽かもしれませんね。

あまり幅広いお母さんと関わりたくない方にはおすすめです。

自分の子どものクラス、学年の

  • 生徒
  • 先生
  • 保護者

と関われるメリットが強いのも学年委員の特徴です。

整備委員・美化委員

整備・美化委員も大変ではなかったという意見が多い役員です。

学校の環境を整えて美しさを維持する

という活動内容になります。

整備・美化委員は設置されていない学校もあり、

それほど重要度が高くない役員とも言えます。

  • ゴミ拾い
  • 草取り
  • 落ち葉拾い
  • 花壇の管理

などがあるようです。

・年に2、3回集まるだけだったので簡単だった
・掃除に参加するだけなので負担は少なかった

このような意見が見られました。

あまり役員同士で話し合ったりすることが少ないため、

例年通りにこなしていれば大丈夫という感じのようです。

筆者

良い意味で「地味」な仕事なので、
面倒なことが少ない委員かもしれません。

子ども達が使う学校をきれいにするという仕事内容なので、

やりがいは感じられるでしょう。

保健・体育委員

保健・体育委員も楽だったという意見が見られました。

保健・体育委員の仕事は、

運動会などスポーツ行事の運営・サポートが主になります。

  • 運動会のサポート
  • PTAスポーツ大会の企画・準備

具体的にはこの2つが仕事になる学校が多い傾向にあります。

この2つの行事は夏休み前に終わることが多いため、

早い段階で仕事が終わることが人気の理由のようです。

・運動会とバレー大会に出るだけだったので楽でした。
・前半で仕事が終わるので精神的に楽です。
・運動会かPTAスポーツ大会のどちらかに出るだけの仕事でした。
・バレー大会の練習は大変でしたが、それだけだったので頑張れました。

このように「運動会」「PTAスポーツ大会」に仕事は集中しているため、

あとは楽になるケースが多いことがわかります。

ただし、

運動会は基本的にお手伝いでも

PTAスポーツ大会は出場することが多いため、

運動が苦手な方には苦痛かもしれません。

・バレーボール
・ミニバレー
・ソフトボール
・バトミントン

などの競技が多く見られました。

また、

  • プールに関するサポート業務
  • 健康指導のサポート

などを担当する学校もあるようですので、

具体的な仕事内容を確認しておきましょう。

地区委員(校外委員)

ここからは、

大変だったという意見も多いですが、

楽だったという意見もあった役員をご紹介したいと思います。

地区委員は、

学校の外で子供たちを見守ることが仕事です。

「校外委員」という名前の学校もあります。

  • 登場時に横断歩道で旗振りをする
  • 登下校の時間に安全パトロールをする
  • 交通安全教室の手伝いをする

このような仕事が多いようです。

・月に2回、朝15分パトロールするだけなので楽でした。
・全員の集まりは年に1、2回だけで、あとは旗振りだけなので楽でした。

このように、

登下校の時間帯に動ける方の場合はあまり負担に感じないようです。

筆者

仕事時間も15分~30分程度なので
負担は少ないです。

ただし、

仕事の時間と被ってしまう方の場合は、

時間調整に苦労されているケースも見られました。

また、

学校だけでなく町内会など地域の人との決め事もあるため、

その人間関係が大変という場合もあるようです。

筆者

町内会に難しい人がいると
苦労するかもしれませんね…

広報委員

こちらも楽な役員ではありませんが、

一部で「楽だった」という声がありました。

広報委員の仕事は、

主にPTA広報誌の作成です。

広報誌を作るために

  • 企画
  • 取材・撮影
  • 文章作成
  • 印刷
  • 発行・配布

など一連の作業を行います。

年に2、3回発行するケースが多いようです。

学校行事に参加して撮影をしたり、

記事を書き画像を編集するなど、

向き不向きがある仕事なので、

大変だったと感じる方が多いようです。

ただし、

・どの委員会よりもリモート化が進んでいたので、自宅で作業できて楽でした。
・役割分担が決まっているので、担当の仕事だけ終われば、あとは暇でした。

このような意見もありました。

役員の中で広報委員は仕事量が多い学校が多いでしょう。

そのため最近は、

「できるだけ仕事を減らしていこう」という動きが増えているようです。

広報部は大変だと聞いていたけど、
今はかなり楽になっていた!

というケースも多いようです。

お友達や先輩ママから情報を聞く時には、

最新の情報を集めてくださいね。

小学校のPTA 役員で母子家庭や妊婦・転勤族でもできるものは?

母子家庭はベルマーク、整備委員・美化委員がおすすめ

母子家庭の方の場合、

仕事が忙しくてPTAの仕事に参加できない場合が多いでしょう。

比較的集まる回数が少ない

  • ベルマーク委員
  • 整備委員・美化委員

がおすすめです。

  • 学年委員
  • 保健・体育委員
  • 広報委員

は年間で考えると集まる回数は少ないですが、

仕事がある時期は集中的に集まることになるため、

仕事とのスケジュール調整が難しいかもしれません。

また保健・体育委員は、

運動会やスポーツ大会のお手伝いの時に、

お父さんが参加するケースも多いため、

母子家庭の方は避けたほうが無難かもしれませんね。

妊婦・転勤族におすすめは人数が多い役員

妊婦・転勤族は、

PTAの役員が免除される学校もあるようですが、

人数が少ない学校の場合は引き受けざるを得ないでしょう。

その場合は、

できるだけ人数の多い委員会に入ると良いでしょう。

例えば、

学年委員は人数が少ないため、

  • 出産時期で役員会に参加できない
  • 急に転勤が決まってしまった

などという場合、

1人抜けるだけでも残った方の負担が多くなってしまいます。

心苦しい状況で辞めることになるでしょう。

人数が多い委員会なら、

もし抜けることになっても気が楽かもしれませんね。

転勤族は保健・体育委員もおすすめ

転勤族の方の場合は、

早めに仕事は終わる保健・体育委員が向いているかもしれません。

もし夏休み以降に転勤が決まってしまっても、

保健・体育委員の仕事は終わっているケースが多いので、

他の役員さんに迷惑をかけずに辞められるでしょう。

また、PTAに入らないことでデメリットも予想されますので学校の雰囲気やお子さんの状況に合わせて対応していきたいですね。

まとめ

今回は、

小学校のPTA役員で楽なのはどの係なのか、

母子家庭や妊婦・転勤族でもできるものは何か、

について調べてきました。

【小学校のPTA役員で楽なのは?】
①ベルマーク委員
②学年委員
③整備委員・美化委員
④保健・体育委員
⑤地区委員(校外委員)
⑥広報委員

【母子家庭や妊婦・転勤族でもできるものは?】
➡母子家庭はベルマーク委員、整備委員・美化委員がおすすめ
➡妊婦・転勤族は人数が多い委員会がおすすめ

このような結果になりました。

PTAの役員はどうしてもネガティブなイメージがありますよね。

ちょっとでも楽な委員会を選んで

気持ちよく活動したいですね。

目次