鳥山明先生の最初のヒット作であり、
1981年4月8日から1986年2月19日まで流行った「Dr.スランプ アラレちゃん」。
アラレちゃんは再放送が禁止されている?
とネットでは話題になっていました。
こちらのページでは再放送禁止のウワサの謎・アニメの曲や歌詞について調査していきます。
- アラレちゃんが放送禁止とウワサの理由は?
- アラレちゃんアニメ歌の歌詞や意味も今だとアウト?
結果からいうと、2020年頃まで再放送が確認されており再放送は禁止ではなかったようです。
たしかに下ネタ多かったかも・・・
でも当時小学校男子の弟は大喜びだった気がします
現在Amazonプライムでは登場回を無料で視聴できます
アラレちゃんが放送禁止とウワサの理由は?
Dr.スランプの新連載号の表紙、キャプテン・アメリカのオマージュやったんか!!
— 柳生玄十郎 (@genjyuro) March 8, 2024
何気なく検索してみたら目ん玉飛び出すかと思った。
アラレちゃんはMARVELで孫悟空はDCだったとは… pic.twitter.com/Ao1kHWcyux
アラレちゃんと検索すると「アラレちゃん 放送 禁止」と出てきます。
2020年まで静岡県や愛知県では再放送が確認されています。
思い出すとあの平和なペンギン村が想像されますが、なぜ放送禁止だといわれるのでしょうか。
単純な下ネタが乱立していたから噂された
おはようございます☀
— Hama-Q (@HamaQ19475928) March 8, 2024
鳥山明先生とTARAKOさんの悲報には驚きでした。子供時代にDr.スランプ アラレちゃんで下ネタを学習し、ちびまる子ちゃんでは友蔵のような爺さんになりたいと影響を受けたものです。両巨匠のご冥福をお祈り致します。
本日も宜しくお願い致します♬ pic.twitter.com/6xtoQjZsve
実は1980年代に放送されていたアラレちゃんは、
当時の読者層である小学生の感性にドンピシャはまっていました。
当時はこんな言葉が乱立し、主人公やその周りの登場人物の名前自体がギャグであり下ネタでした。
こちらでは一部内容をご紹介します。
- チョンガ(独身男性を差別する言葉)
- うんちくん
- ポコペンポコペン(中国に対する蔑称)
ほかにも、スッパマンという登場人物事態に村全体が
近づいたらアホがうつる
というキャラクターとして固定化してしまいそのような表現も今だと問題視されかねません。
当時は面白く見てたけど、たしかに今だといじめっぽい雰囲気になっちゃうかも・・・
公式には、放送禁止などの文言はありませんでしたが
このような事情で再放送を倫理的に避けている可能性があったのでは?と予想されました。
当時の時代背景を考慮して放送するのは難しいので、
動画配信サービスのみの展開になっているのかと思いきや
知恵袋では2020年に中部地方で再放送されていたとのコメントを見つけました。
再放送は禁止ではなかったのですね!
どうやらテレビ東京系列のチャンネルのようです
アラレちゃん173話が問題作!?
愛は心がないと受けるばかりになるって、保育園?小学生?の頃アラレちゃんの中でくりがしら先生が言ってたのが凄く印象に残ってる。くりがしら先生いい事言うな!元ネタ別にあるのかもしれないけど、私の中ではくりがしら先生だよwww
— ゆい★⁵ (@yui3_173) March 1, 2013
173話はスッパマンレポーター大作戦という回でした。
1984年9月13日に放送されています。
173回の内容はお金が欲しいスッパマンがやらせ番組を作ってお金を稼ごうとする物語です。
スッパマンが未開拓の地へいき、黒人の方が人食いをするようなシーンがあったとのこと。
たしかにステレオタイプとして原住民=黒人というのはよくないよね。
アニメ放送当時(1981~1986)は特に問題なく放送されたそうです。
しかし原作の愛蔵版が1990年ごろに刊行され、
そのころは「黒人差別をなくす会」の抗議があったようです。
そこで黒人の人食い人種のように描かれているキャラの修正などが行われたそうです。
アニメの書き直しなどはしていないと思いますので、
おそらく問題のシーンがあったものと思われます。
前述した再放送でも、この回は飛ばされていたそうです。
つ・・つまり自主規制状態?
再放送がない場合の条件
ドラゴンボール世代で初代アラレちゃんは早起きして再放送見て
— りょうタヌキ🐦💨 (@rk08301) March 8, 2024
平成バージョンはリアタイしてた
まるちゃんだって…
寂しいね。 pic.twitter.com/HfsVNb1wxU
では、アラレちゃんに限らず再放送がない番組にはどんな理由があるのでしょう。
- そもそもアニメ自体に人気がない
- 原作者了解が取れていない(著作権・放映権)
- カラー画像ではない
- 放送枠がない
- 再放送する番組に対してスポンサーが見つからなかった
- 放送禁止用語が多い(現在の情勢にそぐわない)
これらの状況からみてアラレちゃんが該当しそうなものもありますが、
実際は違ったということですね。
アラレちゃんアニメ歌の歌詞や意味も今だとアウト?
鳥山明先生の作品だと
— 🌻◯塩からあげ◯🌻 (@himekawakotone7) March 8, 2024
リメイク版のアラレちゃんも
面白い
OPは今だと放送禁止なのかな pic.twitter.com/dH1PyVcJPL
アラレちゃんのアニメでは、有名な曲がいくつかありましたが
代表的な今だとアウトギリギリかな・・・と思われる曲をピックアップしてみました。
カオデカイ
ドクタースランプ(1997)OP
— タックルマン (@doubletiga) May 18, 2019
「顔でかーい」
僕の小さい頃見ていたアラレちゃんの髪は茶髪でした。でも原作やレンタルビデオ店で見た旧アラレちゃんの髪は紫。子供心にアレ?と感じていました
やはりメジャーなのは旧アニメかもしれません。でも忘れないで欲しい
かつて茶髪のアラレちゃんがいたことを pic.twitter.com/WMXS6ez3Fy
有名な「顔でかーい」というエンディングテーマ。
こちらには顔が大きい人に対しての表現が複数存在し、
実際この内容でからかわれた人たちがいたようです。
- モアイもびっくり顔でかーい
- はちまきまけないとどかなーい
- ヘディングさせたらまじうまーい
- 2Km先でも顔でかーい
表現は秀逸で面白いんですけど・・・
今友達とカラオケなう 友達がアラレちゃんの顔でかいを「くーるは顔でかーい!」ってディスってきますどうしたらいいでしょうか?
— KOOL🏴☠️💫 (@koolboosting) February 14, 2011
アラレちゃんのアニメはどこで観れる?
鳥山明・Dr.スランプ最終巻(18巻1985年初版)最終ページ。「それではドラゴンボールのコミックス(たぶんでるとおもいますけど)でおあいしましょう」と書いてある。当時アラレちゃんはアニメ化もされ国民的人気だったが本人もさらにそれを超える世界的作家になるとまでは思ってなかったのでないか pic.twitter.com/3Pc2etpWGx
— 裏庭映画保存会 (@uraniwamoviecom) March 9, 2024
Drスランプ アラレちゃんは現在Amazonプライムビデオで観ることが確認できました。
プライム会員は何かとお得で無料期間にいろいろと試してみるのも手ですね。
もちろんプライムビデオを見まくるのもいいでしょう。
ドラゴンボールも見れますやん!
↓1話は無料で観ることができます↓
↑2話以降はレンタル100円で観ることができます↑
Amazonプライムビデオではなぜか173話だけレンタルできない
実は、この内容が原因なのかは不明ですがプライムビデオでは前述した理由なのでしょうか。
前後の172話と174話はレンタル可能なのにもかかわらず
問題の173話だけレンタルができないのです。
そもそもレンタルや購入を押すリンクが173話だけないんです
たまたまなのか、これらの理由で観ることができないのかは不明です。
今、思い出した平成版アラレちゃんのオープニング曲が差別的って面倒な世の中になってきたなぁ#gojimu
— Seiko.Plaza (@seiko_story) March 21, 2014
まとめ
鳥山明先生の最初のヒット作である「Dr.スランプ アラレちゃん」。
こちらのページではアラレちゃんの再放送禁止のウワサの謎・アニメの曲の歌詞についてまとめました。
- アラレちゃんが放送禁止とウワサの理由は?
→放送禁止になったという事実はなくあくまでも噂レベル。
あえていうなら時代にそぐわない表現が多かったから? - アラレちゃんアニメ歌の歌詞や意味も今だとアウト?
→人をいじるときの表現に使われることもあった
しかし単純にギャグとして面白い内容もある
アラレちゃん173話で問題視されていたのは、
からでした。
1980年代と2020年代では40年ほど離れていますし、
当時の価値観と合わないのも当然ですが絵や話を今見ても楽しめるのは
鳥山明先生の圧倒的な画力ですね。