花やしきの閉園はいつ?なくなるって本当?歴史をわかりやすくまとめ

花やしきの閉園はいつ?なくなるって本当?歴史をわかりやすくまとめ

日本最古の遊園地である浅草の花やしき。人気観光スポットである浅草に位置しており、一年中観光客で賑わっています。そんな花やしきですが、数十年前から閉園しなくなるのではないか?という噂が浮上。そこで今回は、花やしきが閉園しなくなるというのは本当なのか?また、花やしきの歴史についてもまとめました。

目次

花やしきの閉園はいつ?なくなるって本当?

花やしきが閉園し、なくなる噂はつい最近出たものではなく、実は数十年前から数回に渡り囁かれています。しかし、現時点で花やしきが閉園しなくなるという情報はありません。本当のところはどうなのでしょうか。

花やしきの閉園はなく、なくなるのも誤報

花やしきが閉園し、なくなるというのは誤報です。開園170年以上という歴史ある遊園地ですが、現在においても進化を続けており、2023年7月20日には新エリアがオープンし、春夏秋冬1年中を通して、いろんなイベントも行われています。年越しにはカウントダウンも行われるということで、いまだ多くの人が訪れている人気スポットになっているため、現時点で花やしきが閉園し、なくなることはありません。

花やしきが閉園し、なくなるという噂が出た理由

花やしきが閉園し、なくなるという噂が最初に出たのは2010年。アトラクションのお化け屋敷が老朽化のため、閉鎖することが発表された時でした。その後もアトラクションの老朽化でメンテナンスのため一時休止することが発表されるたびに、閉園の噂が浮上したようです。2010年の時点でもオープンから157年経過していたということもあり、そろそろ閉園かなと思う方が多かったのでしょう。

花やしきの歴史をわかりやすくまとめ!

1853年にオープンした花やしき。日本で最初にできた遊園地であり、日本最古の遊園地として知られています。そんな花やしきの歴史をわかりやすくまとめました。

1853年オープン

花やしきがオープンしたのは、江戸時代末期嘉永6年の1853年で、もともとは造園師だった森田六三郎氏により、牡丹と菊細工を主とした花園として誕生。明治5年頃からは遊戯施設が置かれ、その他にも珍鳥や猛獣の飼育、西洋あやつり大写真や山雀の芸等で大評判となり、かの大正天皇もお忍びで来園するほど人気を博しました。

植物園から遊園地に

その後、震災や戦禍により閉園を余儀なくされた時代を経て、昭和24年に遊園地として再建。ビッグハウスを始め豆汽車、射的、鬼退治など規模は小さかったものの、入園無料の憩いの場として広く大勢の方が利用していたとのこと。そして、昭和28年には日本現存最古のコースターや昭和35年に人工衛星塔を設置し、どちらも浅草の名物となり、浅草の発展に大きく寄与したのです。昭和60年には閉園以来続けてきた入園無料の形態を風営法の規制により変更せざるを得なくなり、有料遊園地として再スタートしています。

現在はイルミネーションが人気のスポットに

2016年10月より、初の試みとなるイルミネーション営業を開催。さくら浪漫をテーマに昼間とは異なる光の空間を創り出すことでより幅広い客層に人気のスポットに。現在は17種類のアトラクションの他、縁日や飲食店舗が立ち並ぶ浅草の遊園地として親しまれています。2016年9月にBeeタワーが引退し、その跡地に新たなシンボルとなるホール「浅草花劇場」を2019年4月にオープンさせています。

2023年7月に新エリアオープン

2023年7月には新エリアがニューオープンし、建物の1階と2階に展開されており、1階には飲食店やプロジェクションマッピング、2階には3つの新アトラクションが存在しています。

最後に

今回は花やしきが閉園し、なくなるというのは本当なのか?また、花やしきの歴史についてまとめてきました。花やしきが閉園し、なくなるということは現時点ではなく、未だに進化し続けている人気スポットです。オープンから170年以上経過した花やしきの歴史もまた興味深く、植物園からスタートしたことにも驚きでしたね。まだ訪れたことがない方はぜひいってみてください。

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